臨床検査
基本情報
概要
検査科は大別して生理検査部門・検体検査部門・健診部門に分かれ、病院の2階と3階に位置しています。
医師1名、常勤技師33名、非常勤技師5名、検査補助員の1名の計39名で構成されています。(2021年11月現在)
検査情報室
検査情報室は、多様化する臨床検査情報を臨床サイドに提供する検査相談窓口として、院内検査部門、委託検査先の橋渡しの役割を担っています。最先端の検査情報の提供から日常検査の採取法まで、多岐にわたる問い合わせに対応するためには幅広い知識が必要な業務と言えます。また、当院では依頼の少ない検査や特殊な技術を要する検査は院外に外部委託しており、これらの依頼や検査結果の管理は当然のこと、測定方法や基準値の管理なども委託会社と連携して管理しています。さらに、電子カルテや検査支援システムに関わるコンピュータシステムの維持管理、新規採用検査項目の調整も行っています。
検査情報室は、患者様からの声も含めた臨床サイドからの検査部への要望を院内検査部門へ発信し患者様中心の医療に貢献しています。
検体検査部門(生化学・免疫)
概要
生化学検査では、血液や尿等の体液に含まれる蛋白や酵素、糖、脂質、電解質等を定量的に測定しています。 肝機能や腎機能、糖脂質代謝、循環器疾患など様々な病態がわかる検査を行っています。
免疫検査では、抗原抗体反応を起こした際に作られる免疫蛋白や各腫瘍から産生される特異蛋白、又、甲状腺等のホルモンや感染症による各種ウイルスに対する抗体等の測定をしています。
生化学、免疫の検査は採血管に採血した後、遠心分離した血清または血漿を小分けに分注して各分析装置で測定を行います。
(Labflex 2600)
分離させた採血管を分注機にて、それぞれの分析装置用の試験管に分けます。
分析装置
肝機能や腎機能などの生化学検査は検体投入後約20分、各ウイルス抗原抗体、腫瘍マーカーなどの免疫検査は約40分で測定できます。
(COBAS c8000)
(ARCHETECT i4000)
(Lumipuls G1200)
コロナ抗原検査や抗生物質、血中濃度の管理が必要な薬物などの測定を行っています。
血糖値やHbA1cを調べ、糖尿病などの有無、経過を調べます。
検査結果が出ると検査システムと検査技師が確認後、結果を送信します。
緊急異常値があれば直接医師に連絡します。
検体検査部門(一般)
尿や便、穿刺液(胸・腹水・髄液)等の成分を分析します。
尿検査
尿中の蛋白、糖、潜血等の有無や細胞等を調べます。
必要に応じて顕微鏡で臨床検査技師が実際に確認します。
(UF-5000 US-3500)
便潜血検査
便検査では、潜血検査が大腸癌の早期発見に役立っています。
(OCセンサーio)
血液ガス
血液中に酸素や二酸化炭素などの気体の成分を調べ、身体の呼吸状態が正常に行われているか、貧血、電解質バランスに異常がないかを調べます。
(ABL 800)
チーム医療
栄養サポートチーム(NST)
糖尿病サポートチーム
検体検査部門(輸血部)
安全な輸血療法のため、24時間体制で血液型検査、不規則抗体検査、交差適合試験等の輸血関連検査と血液製剤の保管管理を行っています。 自己血の保管管理や輸血副作用の調査、輸血前の検体保管、輸血前後の感染症検査も行っています。
(ORTHO VISON)
検体検査部門(血液)
概要
血液学的検査では, 白血球数、赤血球数、血小板数、ヘモグロビンなどの測定やPT,APTTなどの凝固検査をします。末梢血中の異常細胞の有無や骨髄穿刺による骨髄液を顕微鏡で形態を見ることで、血液疾患や貧血の判定を行います。
CBC
白血球数、赤血球数、血小板数、ヘモグロビンなどを測定します。また、白血球を好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球の5つに分類し、その割合を見ることができます。貧血や血液疾患、炎症の有無などに有用な検査です。
(XN‐1000 XN‐3000)
止血
出血したときに止血する機能があるかを調べることができます。肝機能や血栓の有無、ワーファリンなどの抗凝固薬のモニタリングの指標などに有用です。
(CS‐2500 CS-5100)
フローサイトメーター
白血球など細胞の表面に存在する抗原をモノクローナル抗体を用いて同定し、細胞の鑑別を行います。当院では、造血幹細胞の表面抗原であるCD34のみ院内で検査しています。
(BD FACS Canto Ⅱ)
チーム医療
血液内科カンファレンス
検体検査部門(細菌)
概要
患者様から採取した材料(喀痰・尿・便・血液・膿など)を検体として、細菌の培養を行い、菌の同定・薬剤感受性試験を実施しています。また、結核菌群などの遺伝子検査や、簡易キットを用いて細菌やウイルスの抗原・抗体及び毒素を検出する迅速検査も行っています。
血液培養装置
血液を専用のボトルに入れて培養し、本来無菌である血液中に侵入した微量な菌を増菌させます。菌が認められた場合はただちに臨床に報告し、同定・感受性試験を行います。
(BACT/ALERT 3D)
同定感受性分析装置
細菌名を同定し、抗菌薬の効果(感受性)を調べる装置です。専用のパネルに含まれる数種類の基質が細菌と反応することでコンピューターが自動で細菌名を同定し、またパネルに含まれる複数の薬剤の希釈系列に細菌を反応させて、細菌の増殖を阻止する薬剤濃度を判定します。これにより耐性菌の同定も可能です。
(Micro Scan Walk Away 96 Plus)
遺伝子解析装置
検体から核酸を抽出して増幅させ、目的とする遺伝子を持っているかを自動で解析します。院内では現在、VRE、結核菌群、CDトキシン、MRSA/SA、SARS-CoV-2、百日咳の検査を行っています。
(GeneXpert)
(COBAS Z 480)
(ELITE in Genius)
(Loopamp EXIA)
チーム医療
ICT(Infection Control Team:感染制御チーム)
AST(Antimicrobial Stewardship Team:抗菌薬適正使用支援チーム)
生理検査室
概要
生理検査室は直接患者様の身体を対象にする検査を行う検査室です。
心電図、超音波検査、脳波検査、呼吸機能検査、聴力検査、平衡機能検査等を行っています。
循環器、消化器、脳神経など幅広い分野の画像診断および機能評価に関与しています。
受付場所
2階Dブロック
検査所要時間
約20分~60分。
超音波検査
人の耳に聞こえない高い音(超音波)を体内に送り、そのはね返ってきた音波から画像を作り表示します。皮膚表面にゼリーを塗り、超音波を送受信する器具を当てて検査します。
腹部・心臓・上肢動静脈・下肢動静脈・腎動脈・頸動脈・乳腺・甲状腺・表在・関節の超音波検査を行っています。
(Aplio 500 6台) |
( Aplio i900 1台) |
腹部超音波検査
主に肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓・腹部大動脈などお腹の中の臓器を観察します。
それぞれの臓器の大きさや性状、腫瘍や様々な病変の診断に役立ちます。
心臓超音波検査
心臓の大きさや動き、弁の状態、血液の流れを観察します。
心拡大、心肥大、弁膜症、虚血性心疾患などの様々な心疾患の診断を行います。
血管超音波検査
頸部、手足、腎臓など体の動脈や静脈を観察し、血管が狭窄や閉塞していないか、血栓が無いかなど調べます。
乳房超音波検査
乳房の視触診で発見したしこりの性状を観察したり、乳腺の状態を調べます。手で触れないしこりの発見も可能です。
甲状腺超音波検査
甲状腺の大きさ、腫瘍性病変の位置や大きさ・性状などを調べます。
心電図検査
心電図検査では心臓の動きを調べることができます。
負荷心電図
一定時間階段の昇降を行い心臓に負荷をかけ、負荷前後の心電図を記録します。
検査時間は約10分程度です。
ホルター心電図
24時間心電図を記録し、一日に不整脈がどの程度発生するか、また自覚症状と心電図の関係の有無を調べます。
肺機能検査
簡易呼吸機能検査
肺活量や肺の固さを調べることができます。様々な疾患の診断の他、手術適応の判断にも必要な検査です。
検査時間は約10分です。
精密肺機能検査
スクリーニングで測定する項目に加え、肺のガス交換の能力や肺の容量、肺の固さなどをより詳しく測定します。検査時間はおよそ20~30分です。
脳波検査
頭皮上に脳波電極を装着し、脳活動により発生する微弱な電流を計測します。てんかんや意識障害の有無を調べます。検査時間は約1時間です。
ABI
両腕両足の血圧を測定します。下肢の動脈狭窄や閉塞の程度を調べるほか、高血圧、脂質異常症、糖尿病、心筋梗塞などの動脈硬化を調べることができます。
検査時間は5~10分程度です。
中心血圧
上腕の血圧と脈波を測定します。
心臓に近い部位の血圧を推定し、心臓への負荷や動脈の硬さを評価します。
検査時間は約5分です。
神経伝導速度検査
手や足にある運動神経・感覚神経の走行に合わせて、皮膚の上から電気刺激を行い、その刺激が神経を伝わるスピードを調べる検査です。
検査時間は30分~1時間です。
チーム医療
心臓血管外科・循環器内科合同カンファレンス
外科カンファレンス
健診部門
人間ドックや一般健診、パイロット検診を行う為に必要な設備を備え、以下の検査を実施しています。
視力検査、眼圧検査、色覚検査、聴力検査、呼吸機能検査、心電図検査、血液検査(採血)、腹囲、血圧
詳しい検査内容や申し込み方法については健康管理センターのページでご確認ください。
認定資格・研究業績
認定資格
資格 | 人数 |
---|---|
超音波検査士 | |
(超音波指導検査士(腹部領域)) | 1名 |
(消化器領域) | 7名 |
(循環器領域) | 5名 |
(表在領域) | 4名 |
(泌尿器領域) | 3名 |
(血管領域) | 3名 |
(健診領域) | 3名 |
血管診療技師 | 1名 |
細胞検査士(日本資格) | 1名 |
細胞検査士(国際資格) | 1名 |
認定血液検査技師 | 2名 |
骨髄検査技師 | 1名 |
認定輸血検査技師 | 1名 |
認定サイトメトリー技術者 | 1名 |
細胞治療認定管理師 | 2名 |
救命検査認定技師 | 2名 |
緊急臨床検査士 | 3名 |
心電図検定1級 | 2名 |
心電図検定2級 | 3名 |
臨床病理同学院 二級臨床病理技術士(細菌) | 2名 |
循環器病療養指導士 | 3名 |
未病専門指導師 | 1名 |
POCTコーディネーター | 2名 |
大阪府肝炎医療コーディネーター | 2名 |
特定化学物質四アルキル鉛等作業主任者 | 1名 |
2023年度研究業績
No |
題 名 |
著者 |
著書・誌名 |
巻(号):ページ,年 |
---|---|---|---|---|
1 |
Clinically insignificant papillary thyroid carcinoma and self-limiting carcinoma that do not harm patients. |
Kakudo K, Takano T |
In Kakudo, K. (ed): Thyroid FNA cytology: Differential diagnoses & pitfalls (3rd edition). Springer Nature Singapore Pre Ltd., |
pp.103-107,2024 |
No |
題 名 |
著者 |
著書・誌名 |
巻(号):ページ,年 |
---|---|---|---|---|
1 |
芽細胞発がん説がもたらすがん診療のパラダイムシフト |
髙野徹 |
臨床検査医学会誌 |
72(2):108-115, 2024 |
No |
演 題 |
発表者 |
学会名 |
発表形式 |
年月日 |
---|---|---|---|---|---|
1 |
Present status of thyroid cancer overdiagnosis in Japan |
Toru Takano |
The 4th International Symposium on Overdiagnosis of Juvenile Thyroid Cancer |
Video Lecture |
2023.12.9 |
No |
演 題 |
発表者 |
学会名 |
発表形式 |
年月日 |
---|---|---|---|---|---|
1 |
論文賞受賞講演 正中弓状靭帯圧迫症候群による総肝動脈の逆行性血流をドプラーエコーで確認した1手術例 |
中村雅美 |
第48回日本超音波検査学会学術集会 |
口演 |
2023.06.10-11 |
2 |
術前化学療法中に造影超音波検査初見をもとに薬剤を変更し、PCRが得られた一例 |
大重友紀 |
第31回日本乳癌学会学術集会 |
ポスター |
2023.6.29-7.1 |
3 |
メディカルスタッフ賞受賞講演 アポリポ蛋白B-48に関する研究と生化学検査の血清情報に関する研究 |
花田浩之 |
第55回日本動脈硬化学会総会・学術集会 |
口演 |
2023.7.7-8 |
4 |
招待講演 芽細胞発がん説がもたらすがん診療のパラダイムシフト |
髙野徹 |
第64回日本臨床検査医学会近畿支部総会 |
口演 |
2023.10.21 |
No |
演 題 |
発表者 |
研究会名 |
年月日 |
---|---|---|---|---|
1 |
新しい医学用語、過剰診断を学ぼう |
髙野徹 |
第14回BMセミナー |
2023.6.25 |
No |
演 題 |
発表者 |
学術講演会名 |
年月日 |
---|---|---|---|---|
1 |
臨床病態Ⅰ |
花田浩之 |
関西医療大学 |
2023.5.18 |
2 |
臨床病態Ⅰ |
花田浩之 |
関西医療大学 |
2023.5.23 |
3 |
臨床検査 |
花田浩之 |
泉佐野泉南医師会看護専門学校 |
2023.11.8 |
4 |
臨床検査 |
花田浩之 |
泉佐野泉南医師会看護専門学校 |
2023.11.15 |
5 |
臨床検査 |
花田浩之 |
泉佐野泉南医師会看護専門学校 |
2023.11.22 |
6 |
臨床検査 |
花田浩之 |
泉佐野泉南医師会看護専門学校 |
2023.11.29 |
7 |
臨床検査 |
花田浩之 |
泉佐野泉南医師会看護専門学校 |
2023.12.6 |
8 |
臨床検査 |
花田浩之 |
泉佐野泉南医師会看護専門学校 |
2023.12.20 |
9 |
臨床検査 |
花田浩之 |
泉佐野泉南医師会看護専門学校 |
2024.1.10 |
10 |
甲状腺中毒症 |
髙野徹 |
大阪大学医学部講義 |
2024.1.12 |
11 |
甲状腺機能低下症 |
髙野徹 |
大阪大学医学部講義 |
2024.1.12 |
12 |
甲状腺腫瘍 |
髙野徹 |
大阪大学医学部講義 |
2024.1.12 |
13 |
臨床検査 |
花田浩之 |
泉佐野泉南医師会看護専門学校 |
2024.1.17 |
14 |
臨床検査 |
花田浩之 |
泉佐野泉南医師会看護専門学校 |
2024.1.24 |
15 |
臨床検査 |
花田浩之 |
泉佐野泉南医師会看護専門学校 |
2024.1.31 |
No |
演 題 |
発表者 |
研究活動名称 |
年月日 |
---|---|---|---|---|
1 |
血算の味方の見方 ―意外と見落としがちな赤血球の概説― |
夏原稜典 |
多職種カンファレンス |
2023.7.5 |
2 |
耳鼻科検査、何してる? |
竹内望 |
多職種カンファレンス |
2023.10.4 |
3 |
VREの検査方法 |
狩野瑞紀 |
2023年院内感染対策ワーキンググループ研修会 |
2023.12.4 |
4 |
院内の微生物検査システム~FilmArrayを中心に~ |
髙本千尋 |
2023年度第2回院内感染対策研修会・抗菌薬適正使用支援研修会 |
2024.1.15~ |
5 |
心エコーについて |
井伊稚佳子 |
7階山側病棟 |
2024.3.8 |
No |
セッション名 |
司会者名 |
学会・研究会名 |
年月日 |
---|---|---|---|---|
1 |
Lecture 1 |
髙野徹 |
第8回内分泌代謝疾患塾 |
2023.10.7 |
2 |
Lecture 2 |
髙野徹 |
第8回内分泌代謝疾患塾 |
2023.10.7 |
3 |
教育講演9 矢吹圭子 患者さんと一緒に~本気で取り組む食事療法について~ |
花田浩之 |
日本動脈硬化教育フォーラム |
2024.1.28 |
2021年度研究業績
(1)英文原著、総説、著書
整理番号 | 題 名 | 著者 | 著書・誌名 | 巻(号):ページ,年 |
1 | Evaluation of the efficacy of LAMP-based SARS-CoV-2 detection with simple RNA extraction from nasopharyngeal swabs: A prospective observational study | Masaki Karino, MIZUKI HARADA, CHIHIRO YAMADA, KYOKO FUKUOKA, MEGUMI SUGO, HIROYUKI HANADA, DAISAKU MASUDA, SHINGO ADACHI, SHOTA NAKAO, MASAYUKI SEKI, MASAYA YAMATO, SHIZUYA YAMASHITA, TORU TAKANO. | PLOS ONE | In press |
(3)国内学会報告
整理番号 | 演 題 | 発表者 | 学会名 | 発表形式 | 年月日 |
1 | 浸透圧ギャップを用いた血中エタノール濃度推定の有用性 | 石田浩美 狩野真樹 今濱麻美 川崎昌彦 田川次郎 花田浩之 高野徹 安達晋吾 中尾彰太 松岡哲也 | 第41回日本中毒学会西日本地方会(Web開催) | Web | 2021.02.06~07.31 |
2 | メディカルスタッフ・若手育成部会 ケースカンファレンス | 増田大作 花田浩之 他 | 第21回動脈硬化教育フォーラム(Web開催) | Web | 2021.02.14 |
3 | 正中弓状靭帯圧迫症候群により総肝動脈の逆流を確認できた1例 | 中村雅美 松浦雄佑 松本謙一 種村匡弘 | 第46回日本超音波検査学会学術集会 | Web | 2021.05.08 |
4 | Stanford B 型解離による腹腔動脈狭窄に総肝動脈逆流を認めた1例 | 玉野志麻 中村雅美 村木良輔 | 第46回日本超音波検査学会学術集会 | Web | 2021.05.08 |
5 | 超音波検査で診断し得た堪能仮性動脈瘤の一例 | 中村雅美 大西亨 入彩加 迫恒志 松本謙一 東重慶 松田大樹 種村匡弘 伊藤良太 | 第94回 日本超音波医学会学術集会 | Web | 2021.05.21 |
6 | COVID-19に対する当検査科の取り組みと感染症センターとの関わり | 福岡京子 | 第24回日本臨床救急医学会総会・学術集会 シンポジウム7 | Web | 2021.6.10 |
7 | 脂質異常症の治療において「習慣」の改善は重要です | 増田大作 安楽香奈子 花田浩之 矢吹圭子 | 第52回日本動脈硬化学会(ハイブリッド開催) メディカルスタッフ・若手育成部会 ケースカンファレンス オンデマンド配信 | Web | 2021.10.23-11.30 |
8 | レムナントコレステロール値の推測におけるnon-HDLコレステロール―直接法LDLコレステロール濃度算定の有用性の検討 | 増田大作 花田浩之 山下静也 | 第52回日本動脈硬化学会(ハイブリッド開催) | 口演 | 2021.10.23-24 |
9 | 当院におけるCOVID-19検査体制の構築ならびに変遷 | 狩野真樹 花田浩之 高野徹 倭正也 松岡哲也 山下静也 | 第21回大阪病院学会(Web開催) | Web | 2021.11.07 |
10 | コロナ禍の日当直業務における検査技師の不安を解消するための対応 | 井上早紀,井伊稚佳子,福岡京子,今濱麻美,宮下亜子, 竹内望,中辻樹里,花田浩之,高野徹,松岡哲也 | 第21回大阪病院学会(Web開催) | Web | 2021.11.07 |
11 | ワクチン接種後の副反応と抗体価の推移 | 花田浩之 | 第28回未病学会総会(大阪) | Hybrid | 2021.11.20-21 |
12 | 新人技師や初心者への教育について考える~教えるべきポイント、学ぶべきポイント~ 骨髄像の見方 | 米本隆浩 | 第60回日臨技近畿支部医学検査学会 | オンデマンド | 2021.11.27~12.10 |
(4)講演・講義
整理番号 | 演 題 | 発表者 | 学術講演会名 | 年月日 |
1 | 放射性同位元素学 | 花田浩之 | 行岡医療技術専門学校 | 2021.06~2021.07 |
2 | 臨床病態学Ⅰ | 花田浩之 | 関西医療大学 | 2021.06 |
3 | 臨床検査総論 | 花田浩之 | 泉佐野泉南医師会看護専門学校 | 2021.11~2022.01 |
(5)院内研究活動
整理番号 | 演 題 | 発表者 | 研究活動名称 | 年月日 |
1 | アンチバイオグラムの活用について | 福岡京子 | 院内感染対策研修会 | 2021.02.03 |
2 | 「どうやってするの?? 輸血検査」 | 中辻樹里 | 多職種カンファレンス | 2021.10.06 |
(6)座長
整理番号 | セッション名 | 司会者名 | 学会・研究会名 | 年月日 |
1 | 被災支援を行った技師の活動と災害に備える臨床検査と検査室の役割 演者 安部史生先生 | 福岡京子 | 第80回POCセミナー | Web |
2 | 全自動血液凝固測定装置CN-6000での血小板凝集能測定の取り組み 演者 瓜生貴子先生 脳血管内治療および脳卒中における血小板凝集能の有用性 演者 西山徹先生 |
米本隆浩 | 血栓止血勉強会from堺 | Web |
3 | シンポジウム5 コロナ関連検査の総論・アフターコロナでチェックすべき検査 | 花田浩之 吉田博 | 第28回未病学会総会(大阪) | 口演 |
2020年度研究業績
(1)英文原著、総説、著書
整理番号 | 題 名 | 著者 | 著書・誌名 | 巻(号):ページ,年 |
1 | Overdiagnosis of juvenile thyroid cancer (review) | Takano T. | Eur Thyroid J | 9:124-131, 2020. |
2 | Overdiagnosis of juvenile thyroid cancer: Time to consider self-limiting cancer. (perspective) | Takano T. | J Adolescent Young Adult Oncol | 9:286-288, 2020. |
3 | In reply: An accurate picture of Fukushima’s thyroid ultrasound examination. | Takano T. | Arch Pathol Lab Med | 144: 797-798, 2020 |
(2)和文原著、総説、著書
整理番号 | 題 名 | 著者 | 著書・誌名 | 巻(号):ページ,年 |
1 | りんくう総合医療センターにおけるCOVID-19対応 -自己完結型確定診断システムの構築と院内感染防止対策- |
山下静也 花田浩之 増田大作 中尾彰太 松岡哲也 | 冠疾患誌 | 2020; 2: 19-28 |
2 | 新たな入院監視培養の試みと現状 | 福岡京子 石田浩美 山内真澄 深川敬子 花田浩之 倭正也 | 日本臨床救急医学会雑誌 | 2020; Vol.23;5:685-690 |
(3)国内学会報告
整理番号 | 演 題 | 発表者 | 学会名 | 発表形式 | 年月日 |
1 | メディカルスタッフ・若手育成部会 ケースカンファレンス |
増田大作 花田浩之 他 | 第51回日本動脈硬化学会 | Web口演 |
2020.07.17 |
2 | BCR-ABL1陽性AMLの1症例 | 井上早紀 宮下亜子 | 第21回検査血液学会学術集会 | 紙上開催 | 2020.07.11~12 |
3 | これだけは知っておきたい!コロナ診断に求められる検査 | 福岡京子 | 第76回POCセミナー 測定技術講演 | Web口演 | 2020.09.26 |
4 | 検査科のインシデントからみた医療安全の問題点 | 小島義忠 今濱麻美 花田浩之 高野徹 | 第13回日本医療マネジメント学会大阪支部学術集会 | 口演 |
2020.09.03 |
(4)講演・講義
整理番号 | 演 題 | 発表者 | 学術講演会名 | 年月日 |
1 | 放射性同位元素学 講義 | 花田浩之 | 行岡医療技術専門学校 | 2020.07~2020.08 |
2 | 臨床検査総論 | 花田浩之 | 泉佐野泉南医師会看護専門学校 | 2021.01~2021.02 |
3 | 薬剤師に役立つ検査値の読み方 | 花田浩之 | 泉州地区薬剤師会 | 2020.11.12 |
(5)院内研究活動
整理番号 | 演 題 | 発表者 | 研究活動名称 | 年月日 |
1 | 血算(CBC)の結果からみる貧血鑑別のポイント | 宮下亜子 | 多職種カンファレンス | 2020.07.02 |
2 | 個性響きあう糖尿病チームを目指して | 藤本ひかる | 多職種カンファレンス定例会 | 2020.07.30 |
3 | 頸動脈エコー検査 | 藤原理恵 | 多職種カンファレンス | 2020.12.02 |
4 | 新型コロナウイルス -検査の現状- | 狩野真樹 | 多職種カンファレンス | 2021.02.03 |
2019年度研究業績
(1)英文原著、総説、著書
整理番号 | 題 名 | 著者 | 著書・誌名 | 巻(号):ページ,年 |
1 | Pitfalls in molecular-based diagnosis using thyroid aspirates. | Takano T | Thyroid FNA cytology: Differential diagnoses & pitfalls (2nd edition) | 471-474, 2019 |
2 | Overdiagnosis of thyroid cancer: the children in Fukushima are in danger. | Takano T | Arch Pathol Lab Med | 143(6):660-661, 2019 |
3 | In tube immunocytochemistry for fluorescence-activated cell sorting that prevents RNA degradation in sorted cells. | Fukano H, Takano T, et al. | Biotech Histochem | 95(1):1-7, 2020 |
4 | Natural history of thyroid cancer suggests beginning of the overdiagnosis of juvenile thyroid cancer in the United State. | Takano T | Cancer | 125(22):4107-4108, 2019 |
(2)和文原著、総説、著書
整理番号 | 題 名 | 著者 | 著書・誌名 | 巻(号):ページ,年 |
1 | 芽細胞発がん説―甲状腺からはじまったがん診療のパラダイムシフト | 高野 徹 | 週刊医学のあゆみ | 69:229-230, 2019 |
2 | 福島の甲状腺がんの過剰診断―なぜ発生し、なぜ拡大したかー | 高野 徹 | 日本リスク研究学会誌 | 28: 67-76, 2019 |
(3)国内学会報告
整理番号 | 演 題 | 発表者 | 学会名 | 発表形式 | 年月日 |
1 | 超音波検査が有用であった仮性動脈瘤の3例 | 中村雅美 | 第44回日本超音波検査学会学術集会 | 口演 |
2019.04.28 |
2 | 乳頭部の造営超音波検査が有用であった乳癌の1例 | 中村雅美 綱島亮 東重慶,など | 第92回日本超音波医学会学術集会(東京) | 口演 | 2019.05.25 |
3 | 新たな入院時監視培養の試みと現状 | 福岡京子 | 第22回日本臨床救急医学会学術集会(和歌山) | 口演 | 2019.06.01 |
4 | 自動判定対応インフルエンザ迅速診断キットの比較 | 福岡京子 山田千尋 花田浩之 | 第51回日本臨床検査自動化学会 (横浜) | 口演 |
2019.10.03 |
5 | 「富士ドライケムIMMUNO AG2を用いた迅速検査の有用性」 | 山田千尋 福岡京子 花田浩之 | 第59回日臨技近畿支部医学検査学会 (滋賀) | 口演 |
2019.10.26 |
6 | 多臓器(膵、腎、肺)に発症した炎症性偽腫瘍の一例 | 中村雅美 位藤俊一 綱島亮,など | 第46回日本超音波医学会 関西地方会 第23回講習会(大阪) | 口演 |
2019.10.26 |
7 | 検査の実体験 血液学的形態観察 | 米本隆浩 | 第4回大臨技医学検査学会 | 口演 |
2020.02.02 |
8 | 両側異時性に発生し増大速度に左右差を認めた葉状腫瘍の一例 | 中村雅美 位藤俊一 綱島亮,など | 第29回日本乳癌画像研究会 (大阪) | 口演 |
2020.02.03 |
(4)講演・講義
整理番号 | 演 題 | 発表者 | 学術講演会名 | 年月日 |
1 | 放射性同位元素学 | 花田浩之 | 行岡医療技術専門学校 | 2019.06~2019.07 |
2 | DOACと検査値の評価について | 小島義忠 | 泉佐野薬剤師会 研修会 | 2019.09.12 |
3 | 臨床検査総論 | 花田浩之 | 泉佐野泉南医師会看護専門学校講義 | 2019.10~2019.12 |
4 | 甲状腺中毒症 | 高野 徹 | 大阪大学医学部講義 | 2020.01.07 |
5 | 甲状腺機能低下症 | 高野 徹 | 大阪大学医学部講義 | 2020.01.07 |
6 | 甲状腺腫瘍 | 高野 徹 | 大阪大学医学部講義 | 2020.02.14 |
(5)院内研究活動
整理番号 | 演 題 | 発表者 | 研究活動名称 | 年月日 |
1 | NGALについて | 川崎昌彦 | 多職種カンファレンス | 2019.04.03 |
2 | 院内における臨床検査技師の役割 | 花田浩之 | りんくうメッセージ | 2019.06.03 |
3 | 超音波検査室の取り組みについて -上肢血管エコー等- |
玉野志麻 | 多職種カンファレンス | 2019.07.03 |
4 | 未病から健康へのプロローグ - 検査で何がわかるの? - |
花田浩之 | 市民健康講座 | 2019.07.20 |
5 | 院内のVRE検査について | 山田千尋 | 多職種カンファレンス | 2019.10.16 |
6 | 実践甲状腺エコー | 高野徹 | 甲状腺疾患勉強会 | 2019.12.26 |
7 | 見つけてはいけないがんがあるって知ってますか?過剰診断から自分を・家族を守ろう | 高野徹 | 市民健康講座 | 2020.01.18 |
(6)座長
整理番号 | セッション名 | 司会者名 | 学会・研究会名 | 年月日 |
1 | 一般演題 症例:炎症性疾患 | 米本隆浩 | 第20回日本検査血液学会学術集会 | 2019.07.06 |
2 | 肝炎ウイルス検査の基礎と最近の話題 | 花田浩之 | Abbot Fair 2019 大阪南 | 2019.11.15 |
3 | 講演1 古典的未病と人生10年時代の未病 | 花田浩之 | 第11回日本未病システム学会近畿地方会 | 2019.12.07 |
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