2.医療事故の定義
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医療事故の定義について
医療事故はその障害の継続性と内容によってレベル分類されています。レベルが高くなる程、事故の深刻度が高くなります。
分類の基準は近畿厚生局医療事故防止推進委員会により定められています。
- 近畿厚生局医療事故防止推進委員会基準をもとに国立大学病院院長会議を参考に作成
レベル | 障害の継続性 | 内容 | |
---|---|---|---|
0 | – | エラーや医薬品・医療器具の不具合が見られたが、患者には実施されなかった | |
1 | なし | 患者には実害はなかった (何らかの影響を与えた可能性は否定できない) |
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2 | 一過性 | 処置や治療は行わなかった (患者観察の強化、バイタルサインの経度強化、安全確認のための検査等の必要性は生じた) |
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3 | 3a | 一過性 | 簡単な治療を要した |
3b | 一過性 | 濃厚な治療を要した | |
4 | 永続的 | 永続的な障害や後遺症が残った | |
5 | 死亡 | 死亡(原疾患の自然経過によるものを除く) |