地方独立行政法人りんくう総合医療センター

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循環器内科

基本情報

ご挨拶

循環器内科では、急性期循環器疾患に対する24時間体制での高度医療を行っています。

循環器内科と心臓血管外科は心臓センターとして一体となり、心臓疾患の患者さまに内科・外科の総力をあげてもっとも良い治療を行うことを目指しています。隣接する救命救急センターとも連携した医療を行っています。

地域と密着した医療を目指し 病院-医院・診療所(病診)連携、病院-病院(病病)連携を進めています。そして泉州地区の基幹的な循環器専門病院として地域医療に貢献したいと考えています。

さらに、関西国際空港の特色を生かし “りんくう” から世界に向けて進みたいと考えています。

概要

循環器疾患の救急患者、及び、病院・医院からの問い合わせには循環器専門当直医が24時間体制で対応します。

予約外来です。はじめて受診される方は、かかりつけ医の紹介状をお持ちください。

心臓CTや、アイソトープを用いたより精密で非侵襲的な心臓の検査が可能となりました。

◆心臓カテーテル検査あるいは選択的冠状動脈造影について(PDF)

◆心臓カテーテル治療あるいは経皮的冠動脈形成術について(PDF)

◆経皮的動脈形成術の説明書(PDF)

 

不整脈診療について

当院は不整脈専門研修施設であり、不整脈に対するカテーテル治療やデバイス植え込みを積極的行っています。
高齢化に伴い心房細動の患者様は増加してきています。心房細動は動悸などの自覚症状のみならず、心不全や脳梗塞の原因となるため、早期の治療が推奨されております。
心房細動に対するカテーテル治療では肺静脈隔離術が施行されます。
当院ではパルスフィールドアブレーションを導入し、安全性、有効性の高い肺静脈隔離術を行っています。
パルスフィールドアブレーションは最新のエネルギーソースによる治療法で、高周波アブレーションやクライオアブレーションといった熱アブレーションで懸念されていた近接臓器への影響(食道損傷、横隔神経麻痺など)や肺静脈狭窄といった合併症がほとんど起こらない安全性の高い治療法です。

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症例によっては高周波カテーテルアブレーションに加えてクライオバルーンアブレーションも行っています。
発作性上室頻拍のアブレーションでは、房室結節リエントリー性頻拍に対しては安全性を重視し、クライオカテーテルによる治療も導入しております。
徐脈性不整脈に対しては経静脈リードによる植込み型ペースメーカーに加え、リードレスペースメーカーも適応あれば植込みも行っております。

家族性高コレステロール血症紹介可能施設

家族性高コレステロール血症紹介可能施設として認定されました

当院は継続して、日本動脈硬化学会の家族性高コレステロール血症の紹介可能施設としての認定を受けました。日本動脈硬化学会では、動脈硬化性疾患(脳梗塞、心筋梗塞・狭心症、末梢血管疾患)の強いリスク状態である脂質異常症(高脂血症)の一つ、遺伝的な因子によってコレステロールが極めて高くなる家族性高コレステロール血症の啓発とより多くの発見を目指しています。家族性高コレステロール血症は人口の0.3%おり、食生活や生活習慣・肥満とは関係なくコレステロールが高値となり40−50代からこれら動脈硬化性疾患を起こします。このような疾患は発見が重要であり、脂質異常症の患者さんを多く診察している当院が今回の認定に至りました。今後ともこの疾患の普及発見のため当院は地域の皆さんのお役に立ちたいと考えております。
家族性高コレステロール血症について、詳しくはこちらをご覧ください。
【日本動脈硬化学会】家族性高コレステロール血症(FH)とは?

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