地方独立行政法人りんくう総合医療センター

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臨床技術科

基本情報

視能訓練士 紹介

視能訓練士とは

視能訓練士とは、1971年に視能訓練士法が施行され、厚生労働大臣の免許を受けて、医師の指示の下に、両眼視機能に障害のある者に対するその両眼視機能の回復のための矯正訓練及びこれに必要な検査、眼科にかかわる検査を行う医療スタッフです。

業務内容

救命救急センターに搬送された頭部外傷などによる眼窩骨折や脳疾患の患者の眼科検査、全身疾患に合併する眼疾患、入院中の眼症状や眼疾患のある患者の眼科検査を行っています。

また、健診や人間ドックをはじめ、航空身体検査やVDT検査(情報機器作業に関する健康診断)などの特殊な眼科健診の検査も行っています。

当院における検査項目は、視力検査、屈折検査、眼圧検査、視野検査、眼位・眼球運動検査、視神経検査、眼球突出度検査、両眼視機能検査、調節検査、色覚検査、網膜電図検査、角膜形状解析検査、角膜内皮検査、眼底写真撮影検査、眼底3次元画像解析検査などです。

【Hess赤緑試験】
眼球運動障害、複視がある場合に行います。外傷による眼窩骨折、甲状腺眼症、眼に関係する脳神経麻痺がある患者さんに行います。脳から眼の筋肉に至る神経経路での外傷、炎症、腫瘍、また糖尿病による神経麻痺がある場合にも行います。

 

【ゴールドマン視野計】
全視野を計測する動的視野計で、視野異常の疑いがある場合に検査します。視野の欠損や感度低下が分かります。眼球内、視神経、頭蓋内視覚路の病態診断、障害部位の診断に有用です。

【アコモドポリレコーダ】

調節異常をきたす疾患、眼精疲労や近見障害がある場合に検査します。VDT健診(情報機器作業に関する健康診断)でも行います。

歯科衛生士 紹介

歯科衛生士とは

歯科衛生士法に基づく厚生労働大臣の免許を受けて、歯科医師の指導の下に、歯及び口腔の疾患予防、口腔衛生の向上を図ることを業とする医療スタッフです

体制

歯科衛生士3名

業務内容

当センターで顎・口腔領域の外科を専門とする口腔外科に従事し、主に下記の診療にあたっています

1、一般歯科医院での治療が困難な患者の診察や外来小手術の診療補助
2、入院患者の歯科治療の診療補助、専門的口腔ケア
3、全身麻酔手術や化学療法、放射線療法を受けられる患者の口腔衛生指導、専門的口腔ケア
4、周産期センターにおける両親学級での口腔衛生指導
5、地域の医療機関との連携体制における外来小手術の予約取得

特に専門的口腔ケアは歯科疾患の予防や治療のみならず、がん患者の術後感染や誤嚥性肺炎などの予防効果に寄与することが分かっており、それにより術後在院日数、抗菌薬投与期間の減少、医療費削減等に貢献できる。

いずれにおいても多種多様な全身疾患や不安など心の問題を抱えている患者に配慮しながら、より良い医療を提供できるよう努めている。

外来診療受付時間

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