りんくう総合医療センターでは、救急搬送患者様やかかりつけ患者様の急変時の診療受け入れを確実に行なうため、平成23年6月に救急診療部に救急科を設立し、14床の救急科専用病床を運用しています。さらに院内の空床はすべてフリーアドレスで救急患者さんを収容できる体制になっています。救急科の運営にあたっては日夜・休日を問わず泉州救命救急センターからの医師の派遣を受けて、緊急時の受け入れの強化を図っています。ただし、限られた医療資源を有効活用するために、緊急対応を行ない病態が安定化した後に早い段階で病病連携を図り、常時救急病床を確保するよう努めています。 あらゆる病態の患者様に対して、可能な限りの救急受け入れと緊急対応を行なう方針です。

今後は、更なる受け入れ患者数の増加に向けて、体制強化を進めていく所存です。これからも患者様および地域医療機関の立場に立った質の高い救急医療を実践し、皆様の期待に応え一層の信頼を寄せて頂けるよう、精励・精進致します。