地方独立行政法人りんくう総合医療センター

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小児科

新型コロナウイルスが感染症法上の5類への移行に伴い、社会活動及び経済活動が復活の兆しを見せ、保育及び学校施設再開、感染予防策による感染症罹患者減少からの復帰、受診控えの減少などの影響が絡み合い、2023年度実績は、外来・入院ともに患者数はコロナ禍極期である2020、2021年度、2022年度より徐々に回復してきた。
外来診療においては、年間外来受診延べ患者数(生後2週健診、1ヶ月健診、予防接種を含む)は8,689人(輪番救急外来受診患者を除く)、月平均724人で、コロナ禍前年2019年度の延べ受診患者数11,299人、月平均約940人に比べ、23%減少まで回復、コロナ禍3年目の2022年度の延べ受診患者数8,316人、月平均693人に比べ、10%増加に転じている。

表1 夜間休日小児救急輪番受診児数

 

2次救急
(17時~23時)

1次救急
(23時以降)

受診者数

66

119

185

救急搬送

34

18

52

紹介児数

4

0

4

入院児数

2(6.0%)

6(5.0%)

8(4.3%)

表2 入院児主診断名

01:感染症及び寄生虫症 17
  RSウイルス感染症 9
  アデノウイルス腸炎 2
  ウイルス感染症 2
  ノロウイルス性胃腸炎 1
  ヒトメタニューモウイルス感染症 1
  回腸炎 1
  感染性胃腸炎 1
03:血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害 2
  アレルギー性紫斑病 1
  組織球性壊死性リンパ節炎 1
04:内分泌、栄養および代謝疾患 3
  成長ホルモン分泌不全性低身長症 3
06:神経系の疾患 2
  交感神経過活動発作 2
11:消化器系の疾患 2
  腸重積症 1
  麻痺性イレウス 1
10:呼吸器系の疾患 60
  RSウイルス気管支炎 5
  RSウイルス細気管支炎 10
  RSウイルス肺炎 2
  アデノウイルス咽頭炎 1
  インフルエンザ 3
  ヒトメタニューモウイルス気管支炎 3
  ヒトメタニューモウイルス肺炎 1
  喉頭気管支炎 1
  気管支肺炎 7
  気管支喘息発作 4
  急性気管支炎 2
  急性上気道炎 4
  急性鼻咽頭炎 1
  急性扁桃炎 1
  誤嚥性肺炎 2
  細菌性肺炎 4
  小児肺炎 3
  喘息性気管支炎 6
12:皮膚及び皮下組織の疾患 6
  蜂窩織炎 4
  化膿性リンパ節炎 2
13:筋骨格系および結合組織の疾患 5
  川崎病 2
  不全型川崎病 3
14:腎尿路生殖器系の疾患 5
  急性腎盂腎炎 5
16:周産期に発生した病態 11
  新生児遷延性黄疸 1
  赤血球増加症による新生児黄疸 10
18:症状、徴候および異常所見で他に分類されないもの 3
  熱性痙攣 2
  複雑型熱性痙攣 1
19:損傷、中毒およびその他の外因の影響 1
  食物によるアナフィラキシー 1
22:特殊 2
  COVID-19 2
総計 119

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