血液内科 専攻医募集
血液内科では、日本血液学会認定・血液専門医や日本造血細胞移植学会・造血細胞移植認定医を目指す医師を募集します。
特徴・目標
血液内科では白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫をはじめとする造血器腫瘍、再生不良性貧血、血小板減少性紫斑病など幅広く血液疾患を診療しています。
特に当科は非血縁者間同種造血幹細胞移植の認定施設さらには細胞免疫療法であるCAR-T療法の認定施設であり、造血器腫瘍に対しては造血・細胞免疫療法を中心に種々の治療法を組み合わせて難治性血液疾患の治癒を目標に研鑽を積み、地域完結型の医療を目指しています。
後期研修の特徴・研修内容
日本血液学会の専門医カリキュラムに従った研修をおこなっていきますが、全人的視点に立って診療計画・治療計画を立て、積極的に治癒を目指す治療から緩和医療にいたるまで、常にディスカッションを行い、チーム医療が実践できる医療人になるための研修をモットーとしています。
そのためほぼマンツーマンに近いかたちでの指導体制をとっていることが大きな特徴です。このような研修を通じて専門的知識や技術を習得するとともに、学会発表・論文発表などの学術面でも充実した研修を行うことが可能です。
資格として、日本血液学会認定・血液専門医や日本造血・免疫細胞療法学会・造血細胞移植認定医を取得することを目標としています。
診療実績
2022年1月~2022年12月の新規血液疾患者:164人
悪性リンパ腫、形質細胞性疾患 | |
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非ホジキンリンパ腫 | 41 |
ホジキンリンパ腫 | 4 |
成人T細胞性白血病/リンパ腫 | 6 |
多発性骨髄腫 | 10 |
急性白血病とその類縁疾患・慢性白血病 | |
急性骨髄性白血病 | 9 |
急性リンパ性白血病 | 1 |
慢性骨髄性白血病 | 5 |
慢性リンパ性白血病 | 0 |
骨髄異形成症候群 | 24 |
骨髄増殖性腫瘍 | 14 |
良性疾患、その他の疾患 | |
特発性血小板減少性紫斑病 | 15 |
その他 | 35 |
総計 | 164 |
2022年4月~2023年3月の入院患者
各疾患のべ患者数; 312人
悪性リンパ腫、形質細胞性疾患 | |
---|---|
非ホジキンリンパ腫 | 105 |
ホジキンリンパ腫 | 10 |
成人T細胞性白血病/リンパ腫 | 13 |
多発性骨髄腫 | 25 |
急性白血病とその類縁疾患・慢性白血病 | |
急性骨髄性白血病 | 66 |
急性リンパ性白血病 | 9 |
慢性骨髄性白血病 | 9 |
骨髄異形成症候群 | 24 |
骨髄増殖性腫瘍 | 6 |
良性疾患、その他の疾患 | |
特発性血小板減少性紫斑病 | 5 |
その他 | 37 |
総計 | 312 |
スタッフ
血液内科スタッフについては、下記をご覧ください。問い合わせ先
問い合わせ先 |
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りんくう総合医療センター 血液内科 烏野 隆博 (副病院長兼血液内科主任部長)
または |
募集要項
- 「専攻医募集要項」ページをご覧ください。