りんくう総合医療センターホームページ

りんくう総合医療センター看護局

部署紹介

部署紹介

8階山側病棟血液・糖尿・腎・肺・総合症more
8階海側病棟消化器・乳腺・甲状腺・呼吸器more
7階山側病棟循環器内科・心臓血管外科more
7階海側病棟整形・耳鼻科more
6階山側病棟泉州広域母子医療センターmore
NICU/GCU泉州広域母子医療センターmore
6階海側病棟泌尿器・形成・小児more
5階海側病棟救命・脳・神経・口腔more
HCUmore
5階山側病棟高度脳損傷・脳卒中センターmore
ICU/CCUmore
手術室more
外来more
救急外来/放射線科more
患者サポートセンターmore
救命ICUmore
救命初療・手術室more
感染症センター輸入感染1類2類感染症more

8階山側病棟

8階山側病棟は,血液内科・腎臓内科・代謝内科・肺腫瘍内科の混合病棟です。血液内科では、白血病の患者さまや悪性リンパ腫の患者さまが入院されています。無菌室は個室7床、4人床1部屋を完備し、感染対策を徹底しながら大量化学療法や造血幹細胞移植などの治療を行っています。治療中は副作用症状に加え、閉鎖的空間となる無菌室で過ごす精神的苦痛を少しでも緩和できるよう援助しています。肺腫瘍内科では、肺がん・肺腫瘍の患者さまに対して呼吸困難感、痛み等の症状が少しでも軽減できるように、緩和ケアチームと連携して看護を提供しています。腎臓内科・代謝内科では退院後も自己管理が必要になることが多いため、目的別、疾患別のパンフレットを活用し、患者さまやご家族さまも含めて疾患の理解・自己管理ができるよう指導を行っています。患者さまが安全・安心して治療を受けることができるように、医師・看護師・薬剤師・理学療法士・栄養士など多職種での情報共有を行い、退院後を見据えてソーシャルワーカーと連携しながら介護保険の申請、ケアマネジャー・訪問看護などの社会資源の活用を提案し、患者さまやご家族さまの意向に沿った生活の場を提示できるよう支援しています。

8階海側病棟

8階海側病棟は、消化器外科、乳腺外科、呼吸器外科、消化器内科の患者さまを受け入れています。がんの患者さまも多く、手術や化学療法を受ける際の看護や、終末期の看護にも対応しています。緩和ケアと皮膚排泄ケアの認定看護師も所属しており、がん患者さま特有の痛みやボディイメージの変化に伴う様々な苦痛や心配事への専門的な対応にも力を入れています。
ストーマケアやリンパ浮腫のケア、周術期の口腔ケアなど当病棟特有の看護技術の学習会の定期開催のほか、患者さまやご家族に分かりやすいクリニカルパスの改訂にも取り組んでいます(クリニカルパスは当院消化器外科・乳腺外科ホームページに公開されています)。
また、患者さまとご家族さまが安心して治療や看護が受けられるよう、医師からのインフォームド・コンセントにも同席し、患者さまの精神面のサポートに努め、退院後の生活環境の整備などソーシャルワーカーとも密に連携し、おひとりおひとりがその人らしく過ごせることを大切に看護に取り組んでいます。
2023年度からは介護福祉士や看護補助者と協働し、入院生活に刺激とユーモアが感じられるよう、毎週の院内デイケアの開催にもチャレンジしています。

7階山側病棟

循環器内科と心臓血管外科を主とし、ICU/CCUの後方病棟の役割を担っている病棟です。様々な心臓疾患を有する患者さまの急性期から回復期を担当し、医師や薬剤師をはじめ、理学・作業療法士や言語聴覚士、栄養士、ソーシャルワーカーなど多職種のスタッフとの連携を大切に、患者さまが1日でも早く元の生活に戻れるよう看護を提供しています。部署の特徴として常に心電図モニターを監視し、患者さまの異常の早期発見に繋げるため、自分たちの知識と看護のスキル向上に向けて自己研鑽に励んでいます。心臓疾患は繰り返すことが多く、再入院にならないよう、患者さま・ご家族さまの思いに寄り添い、患者さま自身で病気の管理ができるよう生活指導に力を入れ取り組んでいます。

7階海側病棟

7階海側病棟は、整形外科・耳鼻咽喉科頭頸部外科をはじめとする混合病棟です。
整形外科では人工関節置換術や脊椎疾患手術、事故などによる多発骨折後の患者さまが、耳鼻咽喉科頭頸部外科では手術療法や化学療法、放射線治療を受けられる患者さまがご入院されています。
いずれの疾患においても、早期からリハビリテーションを行い社会復帰いただくことが目標ですが、患者さまが持つ力を最大限に活かしながら、多職種で協働し退院後の生活がより満足いくものになることを目指して取り組んでいます。そのために、患者さまの思いに寄り添った治療が選択できるよう充分な情報提供を行い、その人らしい生活が実現できるよう、またこれからの人生をどう過ごされたいのかを、ご本人さま、ご家族さま、医療者が一緒に考え話し合う機会を大切にしています。
毎日入退院や手術があり忙しい病棟ですが、雰囲気は明るくスタッフ全体のチームワークも良く活気に溢れています。それぞれの強みを活かしながら患者さまファーストで考え行動することで、より良い看護が提供できるよう努めています。

6階山側病棟(泉州広域母子医療センター)

当病棟の主科は産科で、泉州地域の妊産褥婦さまのために安心・安全な妊娠から分娩、産後のケアまでの援助を行っています。泉州地域の母子医療センターとしての役割も兼ねており、ローリスクからハイリスクの分娩や、里帰り出産・外国人の妊産婦さまにも幅広く対応できる体制をとっています。分娩では、妊婦さまの力を最大限発揮できるようにサポートし、また、医療介入の必要な妊婦さまへは、産婦人科医、小児科医などと協働しながら母子ともにベストな状態を保てるようサポートしています。
産後は母児同室で育児全般のケアを行いながら、お母さまの気持ちに寄り添った母乳育児を支え、また産後2週間サポート、1か月健診時には育児不安や育児相談にも応じています。

NICU/GCU(泉州広域母子医療センター)

新生児集中治療室(NICU)では、出産予定日より早く生まれた赤ちゃんや、出生後何らかの治療を必要とする赤ちゃんのための部署です。集中的な治療・看護を行うNICU6床と、比較的安定した状態の赤ちゃんに対して治療・看護を行うGCU12床に分かれています。また、泉州広域母子医療センターの一部として機能しているため、24時間体制で母体搬送・新生児搬送の受け入れを行っています。予期せぬ入院は、赤ちゃんだけでなくご家族さまにとっても危機的な体験となります。その気持ちに寄り添い、赤ちゃんとご家族さまを中心とした看護(ファミリーセンタードケア)を行っています。赤ちゃんの状態に応じて、カンガルーケアや抱っこ、沐浴や授乳などをご家族さまと一緒に行い、赤ちゃんとの関係を築けるように支援しています。母乳育児にも力を入れており、助産師が主体となって搾乳支援・授乳支援も積極的に行っています。また、いざという時にも質の高い看護を提供することができるように、勉強会や災害訓練・NCPR(新生児蘇生法)シミュレーションなどの特殊な訓練も行っています。これからもご家族さまと共に赤ちゃんの成長を見守り、支援していきたいと思います。

6階海側病棟

当部署は、泌尿器科、小児科、形成外科、消化器内科の混合病棟です。
泌尿器科は、泌尿器疾患全般を対象とし、がん治療、月30件以上の手術を実施しています。医師4名、看護師29名が協働、連携を図り確実な治療、安心な看護を提供できるように頑張っています。泌尿器疾患は治療や診察時に羞恥心を伴うことが多く、そのため受診や治療をためらいがちです。排泄行為は私達人間にとって、生活するために必要不可欠な行動です。ためらわず早期の受診をお願いします。私たちは、不安の軽減や相談しやすい環境作りを心がけ、またプライバシーの保護を念頭に看護をさせていただいています。
小児科は、0歳から15歳までが対象となります。不安を持って訪れた小児の緊張を和らげるために、病室や廊下をキャラクターで飾り付けし、楽しく、安心して治療が受けられるように努めています。学童期の小児は支援学校を活用し、学習面の援助も実施しています。両親への精神的援助も重要な役割です。あらゆる不安や相談事に対し、多職種と協働しながら解決に向けて援助させていただいています。
形成外科や消化器内科の疾患は多種多様で、治癒あるいは状態が改善するまでに長期間を有する場合があります。多職種と共に治療や看護を進め、患者さまの努力を支えながら、術後の回復、正常に近い機能の獲得を目指しており、難しい病気でも安定して退院する患者さまが多いです。
患者さまの元気になった姿に看護師として喜びややりがいを感じながら、スタッフ一同日々精一杯看護を行っています。

5階海側病棟

5階海側病棟は、救急科、脳神経外科をはじめとした混合病棟です。
救急科は、主に泉州救命救急センターの後方病棟として、急性疾患(緊急対応が必要な疾患や外傷)の受け入れや、夜間に救急搬送された患者さまの緊急入院の受け入れを行っております。
脳神経外科は、脳腫瘍、脳梗塞、脳出血などの血管病変、手術前後、急性期から回復期まで、さまざまな方が入院されています。麻痺や意識障害のある方、ご自分の意志を表出することが困難な方が多く、日常生活すべてがリハビリテーションとなります。どの程度のお手伝いや、どのようなリハビリが必要かを多職種と相談し合いながら、患者さまの機能回復や生活動作の再獲得を目標に、看護を提供させていただいております。パンフレットを用いて退院後の生活上の注意点をお伝えし、再発予防にも取り組んでいる他、患者さまが安心して地域での生活に戻ることができるように、MSW(医療社会福祉士)と連携を図っています。

HCU

HCU(高度治療室)はベッド数4床の個室で、在室期間が平均3~4日、看護師経験10年目以上の看護師10名の病棟です。重症集中部門(救命ICUや5山病棟)と一般病棟の橋渡しの役割を担っており、主に入室される患者さまは超急性期を脱した重症患者さまや脳神経科で全身麻酔手術後の患者さまとなります。また、診療科を問わず患者さまの全身状態が悪化した場合や、人工呼吸器を用いて呼吸を管理する必要がある患者さまも、一般病棟での診療が可能な状態になるまで入室される病棟です。
HCU病棟では、患者さまやご家族さまとのかかわりを大切にしています。状態悪化予防に向けた看護師の観察力・アセスメント力・予測力・判断力能力の向上だけでなく、治療過程や疾患影響で自分の思いを声に出すことが難しい患者さまの声を聴く姿勢を持ちながら、安全安楽に安心して治療に専念できるように努めています。その中で、質の高い看護を提供するためにスタッフ間でのコミュニケーションを大切にし、日々のカンファレンスを通して看護目標や計画の見直しを行い、患者さまの状態を共有しています。また、緊急入院や急激な病状悪化から回復した患者さまが住み慣れた地域での生活に戻ることを視野に入れ、早期から他職種と連携した退院支援にスタッフ一同、力を入れて取り組んでいます。

5階山側病棟(大阪府泉州救命救急センター)

5階山側病棟は、高度脳損傷・脳卒中センターとして、重症頭部外傷と脳卒中の患者さまのためのニューロICUの役割を担い、主に救命センターと救急外来から患者さまを受け入れています。超急性期の状態変化を予防しながら、機能回復に向けた安全な離床を推進しています。
当部署から退院する患者さまも多いため、自宅で継続可能な退院指導を行うなど、ニューロICUとして病期に応じた幅広いケアを実践しています。入院直後より意思決定支援および退院支援を積極的に行い、入院に至る経過だけでなく、社会的資源の活用状況、患者さまやご家族の病気の捉え方などを確認し、継続看護に努めています。
脳疾患を抱える患者さまは、環境や自己の変化がわからない、言葉がわからないなど、これまでの生活が一変し、自身の考えを伝えられない状態になることが多くあります。そのため、入院前までの患者さまの生活状況や価値観に関する情報から、患者さま・ご家族さまの意向に沿う実現可能な支援を、多職種と協働し提供しています。
超急性期の患者さまは、時間毎に状態が変化します。そのような中でも、患者さまに最善な医療を提供するために、医師・リハビリスタッフ等とディスカッションを繰り返し、日々患者さま個々に応じたチーム医療を実践しています。

ICU/CCU

ICU/CCUは10床あり、循環器内科・心臓血管外科を中心に、侵襲の高い術後の患者さまや、補助循環装置を使用した重症心不全の患者さまなど、強力かつ集中的に治療を行う必要がある患者さまへ医療・看護を提供しています。医師、看護師、理学療法士、臨床工学士、薬剤師など多職種で患者さまの情報共有を行い、24時間を通した連続的治療・ケアによって、患者さまの命を守り、また生命が危険に陥ることを未然に防止しています。看護師は救急・重症ケアに関する専門的知識や技術の習得に努めると同時に、患者さま・ご家族さまに対する声かけを大切に、少しでも不安や苦痛が和らぐよう日々実践に努めています。

手術室

当手術室は6つの手術室を有し、12の診療科の手術に対応しています。1日15件前後、年間約3200件の手術を実施し、緊急手術対応も24時間体制で受け入れています。
2023年度には手術支援ロボット、2024年度にはハイブリッド手術室の導入が決定しています。手術室看護師の使命として、さらに先進医療に対応するため、知識技術の向上に向けて日々研鑽しています。また地域の基幹病院として地域医療に貢献し、患者さまに最善、最良の医療と安全な手術環境を提供することを目指し、多職種によるチーム医療ができるよう取り組んでいます。手術中の患者さまのご家族に対しても、手術中に手術室看護師より経過の説明をさせていただくことで、少しでも不安の軽減が図れるように努めています。
昨今、医療の進歩に伴い、高齢者の方々や合併症リスクのある患者さまも多く手術を受けることができるようになりました。様々な患者さまのニーズを意識した周手術期看護の実践ができるよう、手術前、手術中、手術後と継続した看護の提供ができるよう、カンファレンスや学習会を通して知識を深めて取り組んでいます。患者さまに寄り添った、安全安心な手術室であるように努めています。

外来

外来診療部門には27の診療科と血液浄化センター・内視鏡センター・ペインコントロールなど行う処置室や化学療法センターがあります。また、認定看護師による緩和ケア・ストマケア・フットケア・心不全看護外来など、専門的な指導・看護を提供しています。
在院日数の短縮により、外来での高度な検査・治療の増加や高齢患者の増加などにより、外来看護師の役割はますます重要となっています。来院された患者さまのニーズを把握するとともに、診察時の不安を少しでも軽減できるように、医師や認定看護師・MSW(医療社会福祉士)・医療相談室の看護師とカンファレンスを実施して共有しています。また、専門性の高い検査や処置が安全に行われるように、私たち看護師は日々技術を磨くとともに、患者さまに対して安心感を提供できるように、わかりやすい説明を心がけています。
病気を抱えながらも住み慣れた地域で、その人らしく過ごしていただけるよう、一人一人の患者さまの病気や生活背景に配慮し、必要時には地域のケアマネージャーや訪問看護師とも連携しながら、継続した支援をさせていただいています。入院が決まった患者さまに対しても、外来での情報を病棟看護師と共有・交換しながら、支援を継続しています。
外来は、病院の窓口であり、患者さんをお迎えする玄関です。看護師をはじめ他職種と連携しながら、患者さんが「この病院でよかった」と思っていただけるような「わかりやすく、笑顔で、丁寧な対応」を心がけております。

救急外来/放射線科

救急外来は、年間約10,000件の急病や処置を要する患者さまをお受けしています。一人でも多くの受診者に対応できるよう、2021年度に改修工事を行いました。オープンフロアとなった新しい救急外来で、より迅速で安全な治療を受けてもらえるよう努めています。
放射線科では、CT・MRIでの造影検査や、透視下の処置、循環器疾患や脳神経疾患に対して24時間体制で急性期血管造影や治療を行っています。特に、心筋梗塞や脳梗塞では一刻を争う患者さまが多く、来院から治療まで途切れなく対応できることが部署の強みです。
また、来院された患者さまだけでなく、待機される家族さまへの配慮、ご自宅からの電話相談(年間5000件)、帰宅される際の健康管理などにも常に看護の専門家として支援をしています。私たちは受診されたすべての患者さまが安全に治療を受けられるよう、来院された順ではなく、状態に応じ医学的に急ぐ順で診察を調整しています。現在はスタッフ全員がその判断(トリアージ)ができる看護師として実践しています。
緊張や正しい判断が求められるため、毎日のルーティンワークがない部門ですが、出来事や失敗などの経験を前向きに振り返り、主体的に次の行動を考える姿勢を持ち続けていることが部署の誇りです。

患者サポートセンター

患者サポートセンターは、「安心を届けるサポートセンター~入院前から退院後も一人ひとりを支えます」をスローガンに、医師・看護師・メディカルソーシャルワーカー・薬剤師・栄養士・事務職員などが集い、幅広く医療サービスの提供に努めております。患者さまやご家族さま、患者さまを支える方などから、入院や手術、療養に関する不安や悩みなどのご相談をお受けしておりますので、お気軽にお尋ねください。
当センターの看護師は、主に「入院に関する書類、お薬・持ち物・食事など検査・手術の準備についての説明」と「生活や療養に必要な情報の確認」をしております。生活や療養に必要な情報は、「病気や治療」「ご家族や社会からの支援」「日常生活動作や生活の質」「患者さまのご意向」の面から状況をお伺いし、退院・転院に備えて院内外と連携します。診療開始時期に退院や退院後の生活のお話をお伺いすることがあるため、疑問に感じられる方もおられるかもしれませんが、十分に考えたり話し合ったりする期間を持てるよう、準備のお手伝いをさせていただいております。
その他、紹介患者様の受け入れ調整や受診相談の場面などで、緊急性の判断を含む診療科選定も担っています。
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救命ICU(大阪府泉州救命救急センター)

当部署は、生命危機に直面している重篤な患者さまを24時間体制で受け入れています。主に多発外傷や熱傷、中毒などの外因性疾患や、複数臓器不全を有する内因性疾患患者さまが対象です。緊急度・重症度の高い患者さまに対し、安全で高度な医療が提供できるように努めています。
また入院時より退院を見据えて、医師・看護師・臨床工学士・理学療法士・薬剤師・栄養士・ソーシャルワーカーなどの他職種と連携し、重篤な状況を脱するためのケアや早期回復を目指したケアに日々取り組んでいます。
人工呼吸器や様々な医療機器に囲まれた特殊な環境下での治療による、患者さまやご家族さまの不安は計り知れません。そのため看護師は、患者さまのわずかなサインを見逃さず、また言葉にできない思いを汲み取れるよう、常にベッドサイドで寄り添った看護の提供ができるよう心がけています。またご家族さまの不安な思いにも寄り添えるよう努めています。

救命初療/手術室(大阪府泉州救命救急センター)

大阪南部地域における救急医療の中核として、救命初療/手術室では多くの患者さまを受け入れ、生命危機にある患者の初期対応・治療を一手に担う役割とともに、危機的状況の中でも看護者として患者さま・ご家族の擁護者となり、その人らしい選択ができるように24時間体制で取り組んでいます。また、病院前診療としてドクターカー出動にて、事故や災害現場に一刻も早く治療介入ができるよう、医師や病院救命士と連携し活動しています。私たちは常に、緊急性を要する内因性疾患や外因性疾患に対する手術や血管内治療の診療補助を行い、多種多様な役割を担っています。さらに、質の高い看護を提供するために、専門性の高い知識と技術の向上に向けて積極的に取り組んでいます。医師をはじめとする医療スタッフや地域連携室・事務系スタッフとの連携を図り、患者さま・ご家族を中心としたチーム医療を提供しています。
私たちは、思いがけず訪れる人生の岐路に立つ患者さまやご家族に対して、QOL(クオリティオブライフ)やACP(アドバンスケアプランニング)といった患者さま自身の人生観や価値観、将来の医療及びケアに対する人生会議という言葉ともに、「その人らしく生きる」という価値観や想いに寄り添いながら共に悩み共に歩むことができる、そんな看護を実践しています。

感染症センター

当感染症センターは、特定感染症指定医療機関として一類感染症や二類感染症、未知の感染症である新感染症を受け入れるための設備を備えた病棟です。スタッフは各部署から集まった特殊任務看護師で構成されており、COVID-19パンデミックにおいては、それぞれの持つ専門性を活かしチームワークを発揮し、多様な背景を持つ患者さまの受け入れを行ってきました。私たちは、さらなる新興感染症に備え、高度な感染防御を行いながら集中治療を視野に入れたケアを安全に提供すること、そして特殊な環境で過ごす患者さまへ安心を提供するために、あらゆる想定を予測し訓練に取り組んでいます。私たちは、どんな状況でも互いに信頼しサポートし合えるチームを目指して活動しています。
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